猫と海辺に暮らす翻訳コーディネーターの阿鼻叫喚な日々を綴る日記。

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街の色
朝の車窓再び。

私が住む海辺の街は、今朝も霧のようなサラサラとした雨が降っている。
ビルの中層階までもやに覆われて、空も海も灰色一色。

ここまでモノトーンの世界になると鮮やかな色彩が恋しくなる。

長く続いた冬の沈黙を突き破り梅や桜が彩りのスタートを切る。
菜の花の黄色、ツツジの紫、芝桜のピンク。
そして目にも鮮やかな新緑の萌黄色。

街も山もカラフルな色彩に包まれて賑やかだったあの春の情景が
すでに懐かしい。

まだ、梅雨は始まったばかり。色味のない雨の日々を楽しむ余裕が
欲しい。

ブツブツとそんな愚痴をこぼしながら歩いていると、コンビニの軒先で
けたたましく鳴きわめく小集団を発見。

小さな巣にみっちりと詰まった5羽のツバメのヒナが、横一列に並んでこちらを
見ている。みんな同じ顔。親鳥はこの街のどこからエサを見つけて
くるのかしらん。ピピピとハイピッチな電子音でママにご飯をねだる姿が
本当に愛らしい。

春の色彩や街を包むかぐわしい香りはないけれど、季節は着実に
時を刻んでいる。

真っ白な朝の街に、ツバメのヒナたちの元気な声がこだましている。

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