猫と海辺に暮らす翻訳コーディネーターの阿鼻叫喚な日々を綴る日記。

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怖いもの
怖いもの。

私はヘビが大の苦手。

以前タイに遊びに行った時、後ろからニシキヘビを首にかけられて気を失ったこと
がある。本人の了解なく勝手にヘビを仕込んでは写真をとり、さあ金を払えという
アレだ。

今でも忘れられない、あの冷んやりとした感触。

さらに恐ろしかったのは子供の頃。
夜、トイレにいった私は何かを踏んだ。寝ぼけ眼で周囲を見渡すものの何もない。
そのままベッドに戻り爆睡した。

次の朝布団をめくると、シーツが血だらけになっている。恐ろしくなり母親を呼ぶ
私。原因不明の血痕をいぶかしそうに見つめる母。ゆっくりとめくりあげた布団の
中身を見るや、2人でその場に倒れた。

そこには首がもげた1メートル以上のアオダイショウの胴体。

どうやら夜の間に外に出かけた我が家の猫が、今日の獲物を見せに来たらしい。
ベッドの下で誇らしげに座る彼の口元はヘビの鮮血で真っ赤に染められていた。

次に怖いのは、オオカマキリ。
今でこそ昆虫はNGでも、子供の頃は昆虫博士としてブイブイ言わせていた私は
周囲からそれは不気味がられていた。

それは学校の帰り道で起こった。
小さな農道の道端を卵でみっちりと膨れたお腹を引きずりながら、オオカマキリの
メスが歩いている。おおっ、これは!とばかりに手を伸ばす私。

カマでやられないように、ちょうど体の真ん中をつまみ上げた。
その瞬間、重みで限界だったオオカマキリの下半身がボトリと音を立てて道路に
落ちる。

恐怖で固まった私の手の中で、下半身を失ったカマキリがもがいている。
でも、怖くて手から離せない。
さらにふと地面の下半身に目をやると、パタパタと足を動かすそのお尻から
銅線のような寄生虫をにゅるにゅると発射している。
虫に寄生する虫…

絶叫する私の手から、ミカコちゃんがカマキリをもぎ取ってくれた。
その後一度も振り返ることもなく、イノシシのように走り去った。

3つ目はスッポン。

学生時代に、渋谷のセンター街を友人とハンズ方面に向かっていた私。
すると大きな水槽を泳ぐスッポンの群れを発見した。こういうものは絶対に
足を止めて見ないと気が済まない私。ああ、体に節目がない、などと思いながら
ツルツルのスッポンを見ていた。

そして耳をつんざく友人の悲鳴。私の足元を指差す手が震えている。
恐る恐る見ると、そこにはほんの今刈り取られたばかりのスッポンの生首が、
口をパクパクさせながら断末魔の目で私を見つめていた。

ここはスッポンの専門店。デモンストレーションの一環として、店頭でスッポンを
さばいている真っ最中だった。まな板から転げ落ちた生首は、コロコロと私の足もとを
過ぎるとそのまま坂道を転げていった…

このスッポンを図らずも最近テレビで見てしまった。
70歳をこえても現役を誇る双子の演歌歌手こまどり姉妹。このこまどり姉妹そのものが
十分怖いのだけど、チャンネルを合わせるやいなや、長寿の秘訣と称してスッポンの
生き血をグイグイあおっている。その後、コラーゲンの補給よ、などと言いながら
スッポンのバラバラ死体を突ついている。

そしてこまどり姉妹の口から、ジャンケンのパーの形をしたスッポンの手が飛び出て
いるのを、私は見逃さなかった。

一番怖いのはこまどり姉妹だということに気づいた瞬間でした。


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初めまして。
初めまして。ウォーリックさま。
先日のブログの記事で自分のブログのあり方を考えるというところは
大いに同感致します。
でもウォーリックさんのブログは文章の流れも快く、毎回楽しみにしております。
それにしても怖いものというより、怖い状況を経験されていますね。
これには同情致します。
また訪問させて頂きますね。どうぞよろしくお願いします♪
メロンボール | URL | 2013/06/12/Wed 21:56 [編集]
Re: 初めまして。

メロンボール様:あたたかいコメントありがとうございます!私もメロンボールさんの最近の贅沢エピソードにため息の出る思いでブログを拝見しています。是非また遊びに来てください。私も楽しみに伺います!
ウォーリック | URL | 2013/06/12/Wed 23:24 [編集]
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