猫と海辺に暮らす翻訳コーディネーターの阿鼻叫喚な日々を綴る日記。

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メッセージ
早朝の丘の上。玄関を出ると、すでに太陽が燦燦と照り輝いている。
日が長くなったなどと、来月にはもう夏至を迎え、紅白を見ながら始めたこのブログの
更新もすでに60回を超えた。

年が開けて半年、恐ろしいまでの時の流れの早さ。

駅までの道なりに丘を下ると、どこかの開け放たれた窓からラジオ体操が聞こえる。
子供の頃の夏休みの恒例行事といればコレ。何で夏休みなのに早起き、と当時は
不満ブータレのタラタラでやっつけていた記憶が蘇る。

その後、中学、高校、大学と長じてもやっぱり朝は苦手だった。自分は生粋の
「夜の住人」で、朝霧の匂いや朝日の神々しさとは無縁のものと思っていた。
当時、たまに見かける早朝の老人たちの朝のテンションについていけず、
朝はご老人のタイムゾーンと勝手に思っていた私。

ところが最近、朝が気持ちいい。これは加齢のしるし?と複雑な切なさを感じながらも、
早朝の通勤を楽しんでいる。

そう考えると、あながち朝が嫌いでもなかった子供の頃の記憶が蘇り始めたから
不思議。母があける早朝の窓、そこから部屋に流れ込む、凛とした朝の空気。あさげ
の香りや庭の草花の匂い。キラキラと部屋にあふれる光の粒子さえ目に見えた
あの頃。何ら疑うことなく、私がこの世界に存在していてもいいんだよ、存在して
いるだけで価値があるのだよ、と聞こえていたあの頃。

心地よいまどろみから目覚めた朝は、毎日が綺麗で楽しかった。ユーミンの
「やさしさに包まれたなら」の歌詞のとおり、目に映るすべてのことがメッセージ
だった。

こんな気持ちになれるのなら、加齢もまた楽し。今の自分をそのまま受け入れ
られる、そんな不思議な朝でした。


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