猫と海辺に暮らす翻訳コーディネーターの阿鼻叫喚な日々を綴る日記。

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2017年世界の船出
新年あけました、おめでとうございました。

私が前回更新したのは、一体いつのことだったのかと振り返ってびっくり。
地獄の釜の蓋がひらいたお盆だわよ。相変わらずの放置プレイにもかかわらず
日々訪れていただいた皆様に深く感謝申し上げます。

前回の記事アップ後、お盆明けからの5ヵ月はとても忙しかった。

勤務先で世界30ヵ国から1000人近いゲストを迎える大きなプロジェクトが
あって、その準備、運営から後片付けまで、準備期間を含めると半年以上に
わたる長期戦。やれ食事はベジタリアンだ、ハラル料理がない、ホテルはアーリー
チェックインにしてくれとわがままな要望が多い割には、人の話を一切聞かない
多国籍軍を相手に戦闘態勢の毎日だった。

全く、外人は少し人の話を聞け!

ということで、やっとドタバタもおさまった今日この頃。さて、そろそろ
ブログを更新しようかしら、それともこのままぶっこいてブログ自体閉鎖して
しまおうかしらと思ったり。更新のないブログにのっかる広告をかき分けて久しぶりに
履歴を開くと、こんなブログを毎日のように覗きに来ていただいた方々の足跡に
感動し、感謝の気持ちで一杯になる。皆様本当にありがとうございました。
ということで、

今年も宜しくお願いします。

この5ヵ月は、今後の世界を占うベンチマーク級のイベントが目白押し。さらに
プライベートでも魂が揺さぶられる体験をしたのだけど、それはまだ自分の中で消化
できていないので、次の機会に譲りたい。

ふと世界に目を向ければ、シリアではまさかのロシア、トルコの連帯が出来上がり、
日本の首相が真珠湾を訪れ、ロシアのプーチンが来日し、日韓慰安婦合意から釜山に
新たな慰安婦像が建ち、やがて竹島を目指している。そして、トランプがなぜだか
第45代アメリカ大統領になってしまった。

英国のEU離脱に始まり、トランプ政権誕生、そして日本では二重国籍の三流タレントが
野党第一党の党首に選出されている。

なんだか本当に訳がわからない、混沌と合従連衡の嵐。

オバマ政権のイスラエル離れ、フィリピンのアメリカ離れ、台湾総統の訪米から
フランス極右政党党首ルペンとトランプの接触などなど、これまでの世界の勢力図が
この数ヵ月で一挙に書き換えられた。昨日の友は今日の敵どころの騒ぎではない。

そして、この混沌にメガトン級の拍車をかけているのが、次期アメリカ合衆国
大統領ドナルド・トランプだ。

彼を見ていると、言葉のもつ重みをつくづく考えさせられる。

彼のように思慮分別がなく、何もかもがダダ漏れな人にツイッターのような
オモチャを持たせてはいけない。実はその昔、私もツイッターをしてみたいなと思った
ことがあった。でも、私のように刹那の思いつきで生きているような人間ほど、ツイッターを
使ってはいけないと自覚している。トランプも一つ穴のムジナ。

世の中、思いついたことを何でもダダ漏れさせればいいっつーもんではない
のよ。ましてアメリカ大統領といえば、世界のリーダーでもあるわけで、人間としての
資質や素養は勿論のこと、威厳や見識の深さだって求められてしかるべきもの。実際、
あの IQ80 といわれた猿人ジョー○・○ッシュでさえ、台本のきかないインタビューでは
言葉を選んでいた。

それはまだヒラリー・クリントンと争っていた選挙戦の最中、かなり前のトランプの音声が
公表された。彼に対するネガティブキャンペーンの一環で流されたその音声は、有名な
テレビのMCとトランプが移動の車内で交わしたというもの。そこで一発、

Grab them by the pussy!
(女なんてもんは、お○んこわし掴みじゃ)

これは女性蔑視以前に、人としての資質が疑われる内容。あまりに汚い言葉のオン
パレードだったものだから、アップされた YouTube のコメント欄に英語で書き込みをした。

私はたまに 4ch みたいな海外の掲示板に書き込みをする。余程怒りがこみ上げた
時にしかしないのだけど、こんな男が次期アメリカ大統領になられたらと思い
コメントを書いたのだよ。

「これが大統領候補か、アメリカ人は恥を知れ!」

みたいな内容をつらつらと。確かにちょっと強い語気だったのだけど、ものの 5 分も
経たない間に 60 件ほどのリプライがあり、その場は一瞬にして炎上した。多くは
アメリカ人のトランプサポーターからで、集中砲火の嵐。

「お前はヒラリーの回し者か?」
「お前こそアメリカ人の恥だ!」
「今すぐ消えてなくなれや」

「アース○ール (肛門)」「ブル○ット (牛のクソ) 」 みたいな、素敵な言葉がちりばめ
られたコメントの数々。アメリカ人の恥じゃクソ野郎って、私は日本人ですが何か?
やーね、アメ公のくせにw

たしか去年の秋だったけど、こんな脅し文句の数々に思わずトランプの勝利を確信して
しまった。アメリカ人のナショナリズムも相当なもので、何かとても膿んでいる。

頭の悪い子供に便利なおもちゃを与えたがごとく、その後もトランプのツイッター
口撃は続く。ある時は、敵対者はおろか、その妻がどれほどひどいデブスであるかの
描写から、時には障害をもったリポーターの不自由な体を馬鹿にしてみたり。

よしんば百歩譲って政敵への口撃は許せても、嫁がブスとか大きなお世話。つい、
あんたの嫁は最近まで裸だったじゃないかと突っ込んでもみたくなる。アメリカ人に
言わせると、トランプの嫁は、ヌードになった初めてのファーストレディーだと。
ま、ミシェルオバマのしょっぱいヌードはいかがと言われれば、それはそれでお腹いっぱい
なのだけど。

業務引き継ぎの時は自分のために必要だったオバマを思いっきり持ち上げて褒め殺し、
それが用済みになるや無能呼ばわりの末に、オバマケアまで廃案にしようとの魂胆。
あまりに露骨な毀誉褒貶の手のひら返しに腹黒さ全開だわよ。

なんか好きになれない。

私のアメリカ人の友人はほとんどが反トランプだけど、一番仲のいい同僚は激しく
トランプを支持している。二言目にはマスコミの陰謀論を唱えてトランプをかばい立て
するのが気に入らない。

一体何が本当なのかわからないけど、私はトランプの口をついて出てくる言葉だけが
真実だと思っている。大統領になったら大人しくなるなんて思ってないし、あの年齢であの
品性の下劣さはもはやもって生まれたもので変わらない。きっと世界を巻き込んで、
ぐちゃぐちゃにしていく。自分の嫁や子供が同じように言葉の暴力にさらされたら
どこまで火病を発症するのかと思う。

でも、守りには弱そうよね。

類は友を呼ぶとはいうけど、このトランプの友というパラディーノのコメントを聞いた
時には、思わず椅子からずり落ちた。私は自分が毒をもっているのを知っているけど、
その方向性が同じ人はあまりいない。ところがこのトランプの友人たる彼には、
他人とは思えない何かを感じた。

でも、その影響力といったら、私ごときがチラシの裏的にやっている毒吐きとは天と地との
差ほどもある破壊力。全米のマスメディアを通じて、彼の毒が全世界に流された。
以下が、現地週刊誌 「アートボイス(Artvoice)」 の年末特集での
パラディーノのコメント:

2017年に最も起きてほしいことは?

「オバマは死んで欲しい」
「病の牛とセックスしたことが判明して、狂牛病で死んで欲しい」

最も消えてなくなってほしいものは?

「ミシェル・オバマだ」(←オバマ嫁)
「一日も早く男の姿に戻って、ジンバブエの山奥で仲間のゴリラたちと一緒に
のんびり暮らしてもらいたいものだ」

人種差別、女性蔑視、名誉棄損と360°全方向から万遍なく、二重にも三重にも
とどめを刺す究極の悪口の芸術。ミシェルがゴリラと暮らす国はケニアやナイジェリア
じゃだめなのよ。やはりここは是が非でもジンバブエでなければならない。しかもこの人、
あまりの発言のひどさに世界中から非難を浴びると、第二弾を発射:

「ああ、ウザいウザい。臆病な腰抜けオバマが」
「ミシェル夫人は、やっぱりどこか (ジンバブエ) へ行った方が幸せになれる」

と、傷口に粗塩をすり込むがごとく追い打ちをかけている。勝てる気がしない。

さっきトランプは守りに弱いんじゃないかと書いたけど、嘘かホントかメガトン級の
スキャンダルを報じたCNNの記者に対する態度といったらなかった。ロシア政府にしかけ
られたハニートラップ、複数のロシア娼婦とベッドの上で Golden Shower 発射の
Pee Pee (おしっこ)パーティーを開催したというもの。その一部始終をビデオで隠し
撮りされ、意のままに操られているという都市伝説。ロシア政府が公式に否定したという
から逆に怪しい。政界のみならず、こういうのはよくあること。芸能界では、事務所の
移籍を画策する売れっ子女性タレントやアイドルがレイプされ、その隠し撮り映像で
脅迫されているという、決して絵空事ではない話。

このスキャンダルを出した CNN 記者に対し、一切のコメントを拒否するヒステリックな
小物感、顔を赤らげ声を上ずらせて拒否をする幼稚な頑なさは、北の将軍様ばりの
独裁者の片鱗を見せた。そういえば、障害のあるレポーターの話を暴露した
メリルストリープに対しても逆ギレ全開でツイッター口撃。ハリウッドで過大評価された
女優などと四方八方に八つ当たりのし放題ね。習近平といいなんでああいう
人たちは幼稚で器が小さいんだろう。

公人のオバマやミシェルはギャグにできても、個人的には、障害をもつ人への暴言が
心の底から許せない。まずは幼稚園から人としての道を学びなおすこと。さらには、
たとえ嘘であっても父親のこんなスキャンダルを全世界にさらされた、思春期のトランプの
子供が気の毒でならない。父としてせめて最低限の人間レベルは保ってほしい。

しかし、きょうびおしっこパーティーって。小泉さんとYKKの盟友だった山拓の飲尿プレイと
同じではないの。政治家って尿が好きなのかしら。いやぁ...

このスキャンダルで失脚して、マルコルビオが大統領になればいいと思う今日この頃。
言葉は言霊をもつ諸刃の剣、その使い方で良くも悪くも世界を変える。今となっては、
夢物語ばかりでめんどうくさい性格のオバマの理想が懐かしい。がらくたトランプの
おかげで、レイムダックだったオバマ大統領の最後の支持率は歴代 2 位になった。
同じ大統領の発言でも、オバマの言葉には人を惹きつける力があったもの。

土星の影響を真っ向から受ける双子座のドナルド・トランプ。
今後のかじ取りが難しいのは、星占いに問いかけるまでもなく、歴代最低の支持率で
就任を迎える。こんな人物を選んだアメリカ国民は、全世界に対して責任を負う
義務があるのだよ。

多くの議員がボイコットをする中、1月20日のドナルド・トランプ就任式から、
2017年世界の船出が始まる。


スポンサーサイト
Copyright © 阿鼻叫喚 (あびきょうかん). all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。