猫と海辺に暮らす翻訳コーディネーターの阿鼻叫喚な日々を綴る日記。

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

暗闇の彼方に
また放置プレイになってしまった。

最近の更新はほぼ月一ペースにもかかわらず、毎日たくさんの人に訪問して頂いて
とても心苦しい。また、最近の拍手数がもの凄いことになっていて、こんな私のつぶやきに
共感や反感をもって読んでいただいている現実に心より感謝しています。

書きたいことはたくさんあるのに更新ができないのは、私の心が外界に対して閉じてしまって
いるからかも知れない。何かもの凄いスピードで世界が変わり始めていて、とても鬱屈した
空気。気持ちが付いていかないので、耳と目をふさいでアウアウしている感じ。

東京の大田区ではもの凄い数の猫が毒殺された。そして昨日、盲導犬の背中が刃物で数ヵ所
も傷つけられている。三匹の猫を飼う身として、こうしたニュースは心から許せない。人の情けに
すがって生きるしかない野良猫をエサで釣って毒殺したり、たとえシッポを踏まれても声を上げ
ないように訓練された犬の背中を無言で切り付けられる人の心が恐ろしい。このブログの
訪問者にも、わんこやニャンコの毎日を綴る方がたくさんいらっしゃるので、きっとこのニュース
には胸を痛めていらっしゃるに違いない。

動物虐待は、深刻な精神状態への第一歩。佐世保の同級生殺害女子は、自室の冷蔵庫に猫の
首を保存していたし、古くは酒鬼薔薇聖斗が猫を切り刻んでいた。長い抑うつと閉塞感から解放
された狂気が、今、覚醒の時を迎えている気がしてならない。

それは東日本大震災。多くの心理学者たちは、震災のPTSDや精神的な後遺症が発現するのは、
災害から三年後ぐらいから始まると言っていたのを思い出す。この時差は何だろうと思いながらも、
自罰傾向の強い人は自殺に向かい、他罰傾向のある人は犯罪に向かうのだろうなと、その当時
からぼんやり感じていた。何も実際に震災被害を被った人ばかりでなく、国全体が共時体験した
あの出来事はいずれ何らかの心理的な後遺症をもたらすに違いないと思っていた。

こうした狂気の発現を感じているのは私だけ?

うつ病も治りかけが一番自殺率が高い。私はあの震災から三年を迎えた今年、色々なもの
が一挙に吹き出してきたような気がしてならない。当時、津波や地震映像を繰り返し見ていた
人々は、精神的なダメージを受けていたもの。スピッツの草野さんなんて急性ストレスで倒れ
ていた。 誰か行動心理学、社会心理学、犯罪心理学の方面で、震災と犯罪の因果関係を
研究したりはしないのかしら。

今年は程度の差こそあれ、あまりにも異様な犯罪が多い :
アクリフーズ農薬混入、コスプレアベリージュこと阿部利樹 (1月) 、柏連続通り魔殺人、竹井
聖寿 (3月) 、三重中三女子殺害犯逮捕 (3月) 、PC遠隔操作冤罪ゆうたんこと片山祐輔逮捕
(5月) 、栃木吉田有希ちゃん殺害犯、勝又拓哉逮捕 (6月) 、市原女子中学生拉致未遂 (6月) 、
性同一性障害の声優アイコこと神いっき逮捕 (7月)、倉敷小5女児連れ去り (7月)、佐世保高1
女子殺害事件 (7月)、新潟新発田女性強姦連続殺人 (8月)、愛媛17歳監禁殺人 (8月)。

ざっと思いつくだけでもこれだけのラインナップ。未成年のかかわる事件が多く胸が痛い。
傷つけられるのはいつも子供や社会的弱者、そして小さな動物たちだ。

更にこれらの合間を縫うように、アンネの日記破砕、のこぎり男AKB襲撃、黒子のバスケ作者
恐喝に加え、号泣野々村会見や佐村河内守といった色物キャラが続く。ここ数日、埼玉各所では
連続放火事件も発生。今年これだけの異様な犯罪が起こっているのは、単なる偶然なのだろうか。

日本の国内犯罪は 「震災の後遺症」 などと私の勝手な妄想で片づけられるけど、世界情勢の
急展開は本当に分からない。

私は家に帰ると、CNNやBBCの英語放送をつけっ放しにしている。国内メディアの国際ニュース
は、大体においてこうした外信の受け売りなので、大元のソースの方が早い上、日本にとって
都合の悪いことがカットされたりもしない。私がブログを放置していたこの一ヵ月の世界情勢は、
目まぐるしいばかりの急展開の連続だった。

特に中東が危ない。

イスラム国は電光石火でシリアとイラク逆方向に同時展開。日本では猫の首を切り落とすけど、
彼の地では人の首を切り落とす。アメリカ人ジャーナリストの首を切り落とすや、これまで静観を
続けたオバマが本気になった。ノーベル平和賞の返還を求められながらも、今後の泥沼が予見
されて心から恐ろしい。次の日からCNNでは早速斬首執行人の突き止めが始まる。番組放送の
最中に何度も Breaking News が入り、やれロンドンアクセントだ、イギリス人ネイティブに違い
ない、そしてとうとうラッパーと判明したという情報が逐一入ってくる。声紋鑑定から本人の特定
まで、ほとんど一日もかからなかった。

オバマがイスラム国によるイラク制圧を阻止するための準備に入るや、これまでの内戦に
加えて、イスラム国まで相手にしなければなくなったシリアのアサド大統領がアメリカに協力を
申し出たりと、想定外の呉越同舟が起こる。すると今日の報道では、すでにイスラム国がシリア
政府軍の空軍基地を攻撃して160名以上を殺害、首を切ってフェンスに串刺しを始めたという
ニュースが入ってきた。

こうした激動の中東情勢の陰に隠れて、ロシア軍はウクライナ南部に侵攻、イスラエルと
ハマスの停戦協定は日々破られ続け、エジプトとUAEはリビアに空爆をしている。

日々多くの子供たちが殺害され、兵士やジャーナリストの首が斬り落とされる傍らで、有名人が
自分の人脈自慢をしながら、これ見よがしに氷水をかぶっている。エボラやデング熱にかかること
を恐れるくせに、結局、人間の敵は人間なのだ。そんなどさくさに紛れて、日本の新聞社から
ひっそりとコメントが出される。朝日新聞は、訂正するはずの英語版で性懲りもなく 「慰安婦は
強制」 というメッセージを世界に向けて発信してしまった。この人たちは、どうしても日本人を敵に
回したいのね。

ここ一ヵ月の鬱屈した空気の中で、心の氷が溶けたニュースが二つ。

まず一つ目は、私の大好きな地元千葉の鴨川シーワールドにいるシロイルカのナック君。
人間の言葉を覚えたとのことでテレビ取材を受けていた。飼育員さんに向かって一生懸命に
「おはよう」 と言っている。うちの会社のお局なんて朝から不機嫌で、人間のくせにお早うも
言わないけど、代わりにナック君が挨拶してくれている。ヤンキー風の声で一生懸命にお早う
を叫ぶベルーガがあまりに可愛くて涙が出ます ↓ (赤字ナックくんをクリック)

ナックくん

そしてもう一つ、広島の土砂災害現場にて。
あの日たまたま一階に寝ていた幼い兄弟が呑み込まれた現場で、救助活動をする消防隊
を見つめながら、助かったお母さんが叫ぶ。土の下の子供たちに向かって 「ここにいます、
今すぐ助けて下さいと言いなさいっ!」 という絶叫。大切な誰かを失った時、人は誰しも
思うもの。それは私のせいで死なせてしまったという深い後悔。

きっと誰もが明日も今日のような一日が訪れて、同じような未来が続いていくと信じている。
そしてある日突然、事故や災害で命を失ってしまう人がいる。でもね、二人のお子さんが亡く
なったのは、決してお母さんのせいではないの。そんなに自分を責めないで、今すぐ子供たち
の声に耳を済ませてちょうだい。お兄ちゃんも弟も言っている、たとえ短い間でもママの子に
産まれて嬉しかったの。

亡くなった70数名の方たちそれぞれに深い思い出と壮大な人生ドラマがある。そんな被災
現場に集う1000人を超えるボランティアたち。特に地元の高校生が多く集まり、中には高校
球児たちもいるというニュースを聞いて、まだまだ日本は捨てたもんじゃないと心が温かく
なったよ。

決して有名人じゃない。氷水もかぶらない。
一人一人の名前は知らないけれど、
そんなあなたに
ありがとう。


スポンサーサイト
Copyright © 阿鼻叫喚 (あびきょうかん). all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。