猫と海辺に暮らす翻訳コーディネーターの阿鼻叫喚な日々を綴る日記。

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アイドル三井比佐子
芸能事務所が総力を挙げてゴリ押しするアイドルたちは、見栄えの良さに
加えて業界を乗り切っていく人あしらいのセンスやタレント性、また
つぶしの利くトークや演技力の数々が求められる。

こうした才能の1つでも開花し、さらに練磨を重ねていけば、芸能界の荒波に
もまれながら手を変え品を変えて、生き残っていくことができるのかも
知れない。

2000年代以降になると音楽があまりに多様化してしまい、もはやアイドルは
モーニング娘。やAKB48など量産体制の時代に入ってしまった。そこで今日は
70年代から80年代のアイドル全盛時代に活躍しそこなってしまったアイドル、
特にその歌唱力にスポットをあててみてみたいと思う。


第5位 浅田美代子さん、風吹ジュンさん、大場久美子さん

こちらは大御所が堂々の同率第5位。このお三方は、アイドルから女優さん
へと転身されて今も現役で頑張っていらっしゃる。

まずは、浅田美代子さんのデビュー曲「赤い風船」。
本当に歌唱力のある70年代歌手の中にあって、浅田美代子さんのデビューは
スキャンダラスの一言。ビブラートなしに切りっぱなしの語尾と不自然なブレス、
聞くたびに違う曲調と音程、それでもピッチのズレは、たまに起こる声の裏返り
程度でとまっていました。あくまでも先駆者としてのインパクトが大きかった
のだと思われます。

風吹ジュンさんは、出す息よりも引く息の方が大きいという不思議な
呼吸法に、天然のかぶせやしゃくりのあわせ技で攻める、とても印象的な歌唱法。
滑舌ももの凄くて、あれれ、と聞き耳をたてている間にフルコーラスが終わります。
デビュー曲「愛がはじまる時」が最大のヒット。

大場久美子さんは、コメットさんの「キラキラ星あげる」を聞いていると
普通に歌っていらっしゃるのだけど、スプリング・サンバですべてが
崩壊した感じ。サンバアレンジだけに、激しいフリとアップダウンの
ある曲調が難しかったのか、出だしの「雲のかなたから光がさしてぇ~ぇ」が
まるでお経のよう。後はよさこい節みたいになって、エンディングなのに
終わった感じのしない、メビウスの輪のような感覚。最近テレビで拝見した
ときは、ごく普通に歌っていらっしゃったのがとても不思議。

第4位 能勢慶子さん

榊原郁恵さんらを輩出したホリプロタレントスカウトキャラバン出身。
デビュー曲の「アテンションプリーズ」を初めてテレビで
聞いた時、一緒に見ていた家族が無言になったのを今も覚えている。
お茶の間を一瞬にして凍りつかせる歌唱力。何か、見てはいけないもの、
聞いてはいけないものを聞いてしまったような後ろめたさと気恥ずかしさ。
第5位のお三方にはない、視聴者を巻き込む超絶な寒さが特徴で、堂々の
第4位をゲット。声の裏返りの連続はスイスのヨーデルか、都はるみのこぶし
を思わせる。彼女の前年に優勝した西村まゆ子というアイドルが
飛びぬけた歌唱力の持ち主だっただけに、ギャップの激しさがまた彼女の
歌の印象を浮き彫りにしてしまった感。現在は、湯島天神で太鼓をたた
たりするとか、よく分からない。

第3位 新田恵理さん

フジテレビプロデュースのアイドル集団、ご存じ
おニャン子クラブの一人。最初で最後のヒット曲「冬のオペラグラス」は
いまだに主旋律がわからない曲の一つ。彼女がしっかり歌ってくれない
と譜面みない限りわからないのよ。同じおニャン子のガラクタを集めたユ
ニット、ニャンギラスの立見里歌さんも香ばしい感じ。「私は里歌ちゃん」
の出だしのなだれ具合や、サビのパッパラパッパーの自己完結和音も
他が真似のできない境地を切り拓いていらっしゃる。

第2位 北原佐和子さん

さて、いよいよ佳境に入ってまいりました。偶然にも2位と1位の2人は同じ
ユニットのメンバーに。まず2位ということで北原佐和子さん。
彼女とこの後登場する1位の三井比佐子さん、それに真鍋ちえみさんを
加えた3人で、無謀にもパンジーというアイドルユニットを作っていた。
ヒット曲「スィート・チェリーパイ」は、普通に歌っているのに
なぜかラップ調。

「スィッチェッリッパイッ、スィッチェッリッパァァァァァァイィッ」

やっぱりラップ。是非一度ご試聴いただきたい名曲。

第1位 三井比佐子さん

まず、この1位は2位までのアイドルと明らかに一線を画した、断トツの首位で
あることをお知らせしたい。他の追随を一切許さぬ孤高の王者。
さらに今後を見渡しても同じような人材は出てこないであろう、不世出の逸材。
しかも、何気に筒美京平で2曲もシングルを出している。デビュー曲は「月曜日は
シックシック」。いかにも何かが起こりそうな予感の胸躍るタイトル。シック
シックは病気病気?
私のポリシーとして直リンだけは避けたいと思ってきたものの、ぜひ
この衝撃を分かち合いたい衝動に負けてここにご紹介。

音程が飛ぼうが、声が裏返ろうが、とにかく引くことを知らないイケイケの
パフォーマンス。暴力的なまでの音痴が聞くものを圧倒する、まさに最上級の
アイドルです。デビュー曲「月曜日はシックシック」(無理やりな
振り付けもお見逃しなく)。当時の彼女をもっとも忠実に伝えていると
思ったので、ニコ動のものをご紹介します。覚悟してご覧ください。

http://www.pideo.net/video/nicovideo/0e37b29eb16cc6ee/


そして続く第二弾「デンジャラス・ゾーン(立入禁止)」も、もの凄い破壊力、
まさにデンジャラス・ゾーン(立入禁止)。事務所はオスカー、作曲もヒット
メーカーの筒美京平氏です。キャッチフレーズは「抱きしめて、青春天使」。
ぜひ今の姿でもう一度この歌を歌って欲しい。前に楽しんでいた「デンジャラス・
ゾーン(立入禁止)」のしょっぱい動画がなくなってしまったので、
今回はデビュー曲だけご紹介。おそらく周囲からの勧めで口パクにしたもの
と思われ、編集できれいにされたものしか残っていません。


番外編としてアイドル歌手からロック歌手ラムーになった菊池桃子さん。
また申し分のない歌唱力を持ち、デビュー曲を大ヒットで飾ったにもかかわらず
転落。そして、最後は日活ロマンポルノに出演した畑中葉子さん(「後ろから
前から」「もっと動いて」)も仲間に加えておきます。

アイドルに関してはまた日を改めて書きたいと思っています。ちょっと
落ち込んだと思った時は、チャコの曲や骨盤がズレる振り付けを見て
元気になってください。
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またまた楽しいお話を有り難う!
すみません。過去記事順番に読んでいます。一度に全部楽しむのはもったいないので少しずつ!
面白すぎて…思わずパソコン前で涙が出る程笑ってしまいました。
ご親切にニコ動まで…。夢に出てきそうです(笑)
もみのり子 | URL | 2013/12/17/Tue 21:58 [編集]
Re: またまた楽しいお話を有り難う!
もみのり子様:いつもコメントありがとうございます!

えええ、そんなに楽しんでいただいて本当に光栄です。この記事はほとんど一年前に
なるんですね...私はちょっと辛いことがあるとこの「月曜日はシックシック」を見て
元気になるようにしています。もはやこの世に怖いものなどないような気がして
きます。

こんなコメントをいただくととても励みになります。是非またいらして下さい。

ウォーリック | URL | 2013/12/17/Tue 22:18 [編集]
アイドルの歌唱力と言えば、自分的には
富田靖子・安田成美・沢口靖子
がトップスリー。
ゆとりある名無し | URL | 2015/01/29/Thu 15:13 [編集]
Re: タイトルなし
ゆとりある名無し様:コメントありがとうございました!

香ばしい三人ですね。安田成美ちゃんは私も押しています。
2014年5月の記事「月曜日はシックシック」に第二弾があるので、また
遊びに来て下さい。

先日、ちょうど能瀬慶子の「アテンションプリーズ」動画を見ていて、
ああ、なんか富田靖子に似てるなぁ~と思っていたところです(顔も歌唱力も)。
沢口靖子は歯ぐきが気になって演技に入り込めない女優さんですけど、
歌ってらしたんですね。期待できそうでワクワクします。

早速チェックしてみます。

ありがとうございました!
ウォーリック | URL | 2015/01/29/Thu 16:13 [編集]
恐縮です。
 私の拙いブログ 「紀州 気まぐれ 風まかせ」  頻繁に更新もしないし、内容もないものを、飽きませず開いて頂き、ただ ただ恐縮しております。

 一言感謝の気持ちを伝えたくてメールしました ありがとうございます
ウォーク マン | URL | 2015/01/30/Fri 22:13 [編集]
Re: 恐縮です。
ウォーク マン様:コメントありがとうございました!

そんなご丁寧に、こちらこそありがとうございます。
他の方のブログののぞき見は色々な刺激をいただけて楽しいかぎりです。

またこちらにも遊びにいらしてください。

ウォーリック | URL | 2015/01/31/Sat 00:03 [編集]
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