猫と海辺に暮らす翻訳コーディネーターの阿鼻叫喚な日々を綴る日記。

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ラピュタにのって
私の家は千葉市内のとある丘の上にある。

海のそばに住みたいと思って、都内から引っ越して早十数年。そんな家の2階からは
遠く千葉ポートタワーを眺めることができる。このポートタワーはクリスマスになると、
タワー全体にクリスマスツリーが灯って、ちょっとメルヘンな感じ。
                             tower2.jpg


タワーの目の前には小さなビーチとそれを取り巻くように松林が広がり、ちょっとした
公園になっている。その公園の中心には牧草の生えた小高い丘があり、頂上には数本の
木とともにベンチがすえつけられている。その丘からタワーの反対側に振り返れば、
宇宙船のように大きな某製鉄所の溶鉱炉が天空の城ラピュタのごとく横たわり、
夜にはライトで照らされる。

この界隈には美術館や小さな野外コンサート会場もしつらえられていて、
休日にはご近所の方が犬の散歩に訪れる癒しのスポットだ。

私は仕事が忙しくなったり気持ちがガサガサすると、軌道修正のため
海に行く。それも大海原の大海というよりは、どちらかというと人の手が入った
港の方が好きだ。このタワー周辺のようにレストラン、カフェやトイレが
整備されている場所は本当にありがたい。

大海原が嫌いというより、海の家のトイレが阿鼻叫喚だから嫌なのよ。

先日もあまりに仕事が忙しくて、ちょっと頭と心のバランスが怪しくなったので、
読みかけの本をバッグに入れて海をめざした。家から最寄りの海へは坂を下って徒歩圏内
なのだけど、このタワーまでは一駅分。それでもタリーズやスタバでコーヒーを
買って海を見に行く。

JRの駅を抜けると、洋館仕立ての白亜の建物。これはラブホではなく、結婚式場。
そのまま角を曲がれば、モノレールを背にしてタワーまで一直線の道。
あまりに人工的な直線の視線の先に、メタリックに屹立するタワーの人為性に
心奪われる。私は健康的なロッキーマウンテン!とか大自然ゴールドコースト!
というよりも、人類の歴史と手垢にまみれたかび臭いヨーロッパが好き。

だから大好きな海のそばに、こんな人工的な建造物があるとゾクゾクする。

埠頭の先に佇んで、クラゲを見ていると癒される。半透明で美しいフォルムは
一瞬たりとて同じ形でいることはない。波に揺られて自分の意志もなく、
ただただ波間にたゆたう姿が、自分に重なったり羨ましくもあったり。

勝手に靴を脱いで海に突進していく三歳児と、それを全力で止める母。
なんで子供は水を見るとひたるのだ?

ぼんやりと海を見ている間にも、冬の太陽はすぐに傾く。少し体が冷えてきたので、
静々と逢魔が時を迎える前に、丘に登ってコーヒーを飲もうと思う。ウォータープラザ
(水上公園風味) を横切って、私のアンソニーの丘に向った。

私はあの小高い丘をアンソニーの丘と呼んでいる。もちろん私が勝手につけただけ。
ある一定の年齢以上の方はご存じのアニメ、キャンディキャンディで、超絶美少年が
なぜかバグパイプを吹いている丘がある。

なんのことはないただの丘なのだけど、それじゃあつまらないじゃない。
最近、どこかのスーパーかなんかが、「日常を特別な日に」 的なキャンペーンはって、
無理矢理にダサいアクセつくったり、いらないインテリアの置物作る 「提案」 をしてる。
でもね、何も物欲を煽らなくたって、いくらでも日常を非日常に変えることなんてできるのよ。

一度この丘にアンソニーが佇んで私を待っていると思うと、赤さびにまみれた製鉄所が
モンサンミッシェルに変わる。それはやがて、夕陽に照らされて陽が落ちるにしたがい、
衣を脱いで天空の城ラピュタに変貌していく。

尽きることのない年増女の妄想が炸裂。

でもこの妄想癖のおかげで、私の日常はいつも非日常。サリーちゃんの家が木の
切り株からカワイイお家に変わるように、サビサビの製鉄所が魔法でみるみる
モンサンミッシェルやラピュタに変わるのよ。

「休日はアンソニーに会いに丘をのぼって、天空の城ラピュタに乗るの、ウフッ ♡」

なんて真顔で言ったら、マジモンで病院送り ʅ( ՞ਊ՞)ʃ≡≡ʅ( ՞ਊ՞)ʃ きえええええぃ

「なんでもない日常を楽しむ」 「日々を丁寧に生きる」

なんて身構えなくても、こうして毎日十分に楽しい。

お腹すいた、とおもむろにバッグからフーガスオリーブを取り出す。
これはお気に入りのパン屋さん Viron で買ったとっておきのパン。
葉っぱ型のパンに切れ込みを入れて、そこに刻んだオリーブやアンチョビを
入れて焼くのだけど、これがなんともおいしい。特に Viron のパンは、フランス人
お墨付きの小麦だから、是非一度試していただきたい。

ベンチに腰掛け、フーガスを横に置いた私は、コーヒーを飲んでほっと
一息。するとガサッと音がして、何かが走り去った。

見れば私のフーガスを袋ごとガッツリくわえたジャックラッセルテリアが、
イノシシのように猛スピードで坂を下り、その後をピンクの服を来たフレンチブルと
デブなコーギー、同じ顔のトイプが二頭追いかけていく。

「すみません」

女性の方が私に声をかける。一体、どの子のお母さんか知らないけど、このママさんに
よると、私が丘をのぼる間、複数の犬がずっと私をストーカーしていた模様。 Viron の
フーガスのにおいにつられてワンコが行列を成していたそうだ。

呼んでも戻らない犬の様子を見にきたところ、パンの強奪現場に出くわしたらしい。
ピンクのフレンチブルのママらしいが、とったのはラッセルテリアだ。

見れば丘の下で追いつめられたテリアの袋にトイプ兄弟が食らいつき、頭を
振り回して袋を破く。そこから飛び出たフーガスをゲットしたのは、なんと
フレンチブルちゃんだった。

「あーもーいやーだぁ」

ママの絶叫。結局主犯になったブルちゃんが仕留めた獲物をくわえ、丘の上のママめがけて
戻ってきた。デブなコーギーはみずからの肉で脱落、テリアは飼い主がしれっと連れ去り、
トイプも撤去されてしまった。

ブルちゃんのよだれでブカブカになった私のフーガス...ママさんは弁償しますと
いうけど、犬のしたことですからね。ブルちゃんの大きな口から間断なく流れ続けるよだれの滝。
本当に食べたかったのねw 飼い主によっては食べ物制限してるので、「もしよろしければ」
ということで、そのままブルちゃんにあげた。ブルはあのでっかい口で、たったふた口で
食べたわよ。ワンコって噛まないの?

ママさんだけが恥ずかしい、でも楽しい思い出。

ふと気づけば、周囲にはもう夕闇が降りてきて、風の流れが変わっている。
私のモンサンミッシェルはライトアップされたラピュタになった。

この海と空は世界に続いてる。

さあ、このままシリアに飛んで、イラクに流れて、子供たちを
乗せてちょうだい。

つらい人たちを助けてちょうだい.......


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2017年世界の船出
新年あけました、おめでとうございました。

私が前回更新したのは、一体いつのことだったのかと振り返ってびっくり。
地獄の釜の蓋がひらいたお盆だわよ。相変わらずの放置プレイにもかかわらず
日々訪れていただいた皆様に深く感謝申し上げます。

前回の記事アップ後、お盆明けからの5ヵ月はとても忙しかった。

勤務先で世界30ヵ国から1000人近いゲストを迎える大きなプロジェクトが
あって、その準備、運営から後片付けまで、準備期間を含めると半年以上に
わたる長期戦。やれ食事はベジタリアンだ、ハラル料理がない、ホテルはアーリー
チェックインにしてくれとわがままな要望が多い割には、人の話を一切聞かない
多国籍軍を相手に戦闘態勢の毎日だった。

全く、外人は少し人の話を聞け!

ということで、やっとドタバタもおさまった今日この頃。さて、そろそろ
ブログを更新しようかしら、それともこのままぶっこいてブログ自体閉鎖して
しまおうかしらと思ったり。更新のないブログにのっかる広告をかき分けて久しぶりに
履歴を開くと、こんなブログを毎日のように覗きに来ていただいた方々の足跡に
感動し、感謝の気持ちで一杯になる。皆様本当にありがとうございました。
ということで、

今年も宜しくお願いします。

この5ヵ月は、今後の世界を占うベンチマーク級のイベントが目白押し。さらに
プライベートでも魂が揺さぶられる体験をしたのだけど、それはまだ自分の中で消化
できていないので、次の機会に譲りたい。

ふと世界に目を向ければ、シリアではまさかのロシア、トルコの連帯が出来上がり、
日本の首相が真珠湾を訪れ、ロシアのプーチンが来日し、日韓慰安婦合意から釜山に
新たな慰安婦像が建ち、やがて竹島を目指している。そして、トランプがなぜだか
第45代アメリカ大統領になってしまった。

英国のEU離脱に始まり、トランプ政権誕生、そして日本では二重国籍の三流タレントが
野党第一党の党首に選出されている。

なんだか本当に訳がわからない、混沌と合従連衡の嵐。

オバマ政権のイスラエル離れ、フィリピンのアメリカ離れ、台湾総統の訪米から
フランス極右政党党首ルペンとトランプの接触などなど、これまでの世界の勢力図が
この数ヵ月で一挙に書き換えられた。昨日の友は今日の敵どころの騒ぎではない。

そして、この混沌にメガトン級の拍車をかけているのが、次期アメリカ合衆国
大統領ドナルド・トランプだ。

彼を見ていると、言葉のもつ重みをつくづく考えさせられる。

彼のように思慮分別がなく、何もかもがダダ漏れな人にツイッターのような
オモチャを持たせてはいけない。実はその昔、私もツイッターをしてみたいなと思った
ことがあった。でも、私のように刹那の思いつきで生きているような人間ほど、ツイッターを
使ってはいけないと自覚している。トランプも一つ穴のムジナ。

世の中、思いついたことを何でもダダ漏れさせればいいっつーもんではない
のよ。ましてアメリカ大統領といえば、世界のリーダーでもあるわけで、人間としての
資質や素養は勿論のこと、威厳や見識の深さだって求められてしかるべきもの。実際、
あの IQ80 といわれた猿人ジョー○・○ッシュでさえ、台本のきかないインタビューでは
言葉を選んでいた。

それはまだヒラリー・クリントンと争っていた選挙戦の最中、かなり前のトランプの音声が
公表された。彼に対するネガティブキャンペーンの一環で流されたその音声は、有名な
テレビのMCとトランプが移動の車内で交わしたというもの。そこで一発、

Grab them by the pussy!
(女なんてもんは、お○んこわし掴みじゃ)

これは女性蔑視以前に、人としての資質が疑われる内容。あまりに汚い言葉のオン
パレードだったものだから、アップされた YouTube のコメント欄に英語で書き込みをした。

私はたまに 4ch みたいな海外の掲示板に書き込みをする。余程怒りがこみ上げた
時にしかしないのだけど、こんな男が次期アメリカ大統領になられたらと思い
コメントを書いたのだよ。

「これが大統領候補か、アメリカ人は恥を知れ!」

みたいな内容をつらつらと。確かにちょっと強い語気だったのだけど、ものの 5 分も
経たない間に 60 件ほどのリプライがあり、その場は一瞬にして炎上した。多くは
アメリカ人のトランプサポーターからで、集中砲火の嵐。

「お前はヒラリーの回し者か?」
「お前こそアメリカ人の恥だ!」
「今すぐ消えてなくなれや」

「アース○ール (肛門)」「ブル○ット (牛のクソ) 」 みたいな、素敵な言葉がちりばめ
られたコメントの数々。アメリカ人の恥じゃクソ野郎って、私は日本人ですが何か?
やーね、アメ公のくせにw

たしか去年の秋だったけど、こんな脅し文句の数々に思わずトランプの勝利を確信して
しまった。アメリカ人のナショナリズムも相当なもので、何かとても膿んでいる。

頭の悪い子供に便利なおもちゃを与えたがごとく、その後もトランプのツイッター
口撃は続く。ある時は、敵対者はおろか、その妻がどれほどひどいデブスであるかの
描写から、時には障害をもったリポーターの不自由な体を馬鹿にしてみたり。

よしんば百歩譲って政敵への口撃は許せても、嫁がブスとか大きなお世話。つい、
あんたの嫁は最近まで裸だったじゃないかと突っ込んでもみたくなる。アメリカ人に
言わせると、トランプの嫁は、ヌードになった初めてのファーストレディーだと。
ま、ミシェルオバマのしょっぱいヌードはいかがと言われれば、それはそれでお腹いっぱい
なのだけど。

業務引き継ぎの時は自分のために必要だったオバマを思いっきり持ち上げて褒め殺し、
それが用済みになるや無能呼ばわりの末に、オバマケアまで廃案にしようとの魂胆。
あまりに露骨な毀誉褒貶の手のひら返しに腹黒さ全開だわよ。

なんか好きになれない。

私のアメリカ人の友人はほとんどが反トランプだけど、一番仲のいい同僚は激しく
トランプを支持している。二言目にはマスコミの陰謀論を唱えてトランプをかばい立て
するのが気に入らない。

一体何が本当なのかわからないけど、私はトランプの口をついて出てくる言葉だけが
真実だと思っている。大統領になったら大人しくなるなんて思ってないし、あの年齢であの
品性の下劣さはもはやもって生まれたもので変わらない。きっと世界を巻き込んで、
ぐちゃぐちゃにしていく。自分の嫁や子供が同じように言葉の暴力にさらされたら
どこまで火病を発症するのかと思う。

でも、守りには弱そうよね。

類は友を呼ぶとはいうけど、このトランプの友というパラディーノのコメントを聞いた
時には、思わず椅子からずり落ちた。私は自分が毒をもっているのを知っているけど、
その方向性が同じ人はあまりいない。ところがこのトランプの友人たる彼には、
他人とは思えない何かを感じた。

でも、その影響力といったら、私ごときがチラシの裏的にやっている毒吐きとは天と地との
差ほどもある破壊力。全米のマスメディアを通じて、彼の毒が全世界に流された。
以下が、現地週刊誌 「アートボイス(Artvoice)」 の年末特集での
パラディーノのコメント:

2017年に最も起きてほしいことは?

「オバマは死んで欲しい」
「病の牛とセックスしたことが判明して、狂牛病で死んで欲しい」

最も消えてなくなってほしいものは?

「ミシェル・オバマだ」(←オバマ嫁)
「一日も早く男の姿に戻って、ジンバブエの山奥で仲間のゴリラたちと一緒に
のんびり暮らしてもらいたいものだ」

人種差別、女性蔑視、名誉棄損と360°全方向から万遍なく、二重にも三重にも
とどめを刺す究極の悪口の芸術。ミシェルがゴリラと暮らす国はケニアやナイジェリア
じゃだめなのよ。やはりここは是が非でもジンバブエでなければならない。しかもこの人、
あまりの発言のひどさに世界中から非難を浴びると、第二弾を発射:

「ああ、ウザいウザい。臆病な腰抜けオバマが」
「ミシェル夫人は、やっぱりどこか (ジンバブエ) へ行った方が幸せになれる」

と、傷口に粗塩をすり込むがごとく追い打ちをかけている。勝てる気がしない。

さっきトランプは守りに弱いんじゃないかと書いたけど、嘘かホントかメガトン級の
スキャンダルを報じたCNNの記者に対する態度といったらなかった。ロシア政府にしかけ
られたハニートラップ、複数のロシア娼婦とベッドの上で Golden Shower 発射の
Pee Pee (おしっこ)パーティーを開催したというもの。その一部始終をビデオで隠し
撮りされ、意のままに操られているという都市伝説。ロシア政府が公式に否定したという
から逆に怪しい。政界のみならず、こういうのはよくあること。芸能界では、事務所の
移籍を画策する売れっ子女性タレントやアイドルがレイプされ、その隠し撮り映像で
脅迫されているという、決して絵空事ではない話。

このスキャンダルを出した CNN 記者に対し、一切のコメントを拒否するヒステリックな
小物感、顔を赤らげ声を上ずらせて拒否をする幼稚な頑なさは、北の将軍様ばりの
独裁者の片鱗を見せた。そういえば、障害のあるレポーターの話を暴露した
メリルストリープに対しても逆ギレ全開でツイッター口撃。ハリウッドで過大評価された
女優などと四方八方に八つ当たりのし放題ね。習近平といいなんでああいう
人たちは幼稚で器が小さいんだろう。

公人のオバマやミシェルはギャグにできても、個人的には、障害をもつ人への暴言が
心の底から許せない。まずは幼稚園から人としての道を学びなおすこと。さらには、
たとえ嘘であっても父親のこんなスキャンダルを全世界にさらされた、思春期のトランプの
子供が気の毒でならない。父としてせめて最低限の人間レベルは保ってほしい。

しかし、きょうびおしっこパーティーって。小泉さんとYKKの盟友だった山拓の飲尿プレイと
同じではないの。政治家って尿が好きなのかしら。いやぁ...

このスキャンダルで失脚して、マルコルビオが大統領になればいいと思う今日この頃。
言葉は言霊をもつ諸刃の剣、その使い方で良くも悪くも世界を変える。今となっては、
夢物語ばかりでめんどうくさい性格のオバマの理想が懐かしい。がらくたトランプの
おかげで、レイムダックだったオバマ大統領の最後の支持率は歴代 2 位になった。
同じ大統領の発言でも、オバマの言葉には人を惹きつける力があったもの。

土星の影響を真っ向から受ける双子座のドナルド・トランプ。
今後のかじ取りが難しいのは、星占いに問いかけるまでもなく、歴代最低の支持率で
就任を迎える。こんな人物を選んだアメリカ国民は、全世界に対して責任を負う
義務があるのだよ。

多くの議員がボイコットをする中、1月20日のドナルド・トランプ就任式から、
2017年世界の船出が始まる。



自民都議連伏魔殿
小池百合子氏が都知事の座をもぎとった。心から祝意を表したい。
色々なマスコミの情報操作や、自らの既得権を手放したくない老害からの誹謗中傷を
すべて逆手にとっての圧勝だった。

今回の選挙戦を見ていて感じたことは、まだまだ日本も捨てたものではないということ。
蓮舫が百万票をとるこのご時世、知名度と後出しジャンケンだけで万が一にもカイヨーが
当選したらどうしようかと内心気が気でなかった。でも、いざ蓋を開けて見れば、カイヨー周囲に
集まる人々の芬々たる香ばしさも手伝い、ダブルスコアで小池氏の圧勝。

だってカイヨー応援団といえば、DV で整形中毒の演歌歌手に、二の腕ぶっとい韓国のお面
づらフォークシンガー、とどめは 「ソーリソーリ」 の反日出っ歯女といった超絶痛いラインナップ。
それに加えて山拓の 「飲尿プレイ」 を超えるカイヨー自身の下ネタスキャンダルの追い打ちで
自滅の一途をたどり、後半戦はいよいよ狂気漂う電波じじいに変貌を遂げていく。

「それは差別、これも差別」 口撃に、スラップ訴訟のこけおどしで周囲を威嚇する
自称ジャーナリストが、都民の声を聞きますよ~などと片腹痛い。聞いた内容をあなたが理解
する前に、北朝鮮のノドンが秋田沖に落ちたわよ。攻撃はできても守備に回れない弱さがもろに
露呈する一方で、本来政策を語るべき公共の電波で、小池氏のコメントをガン患者全体への
差別発言にすり替えた。そんな小手先の返しで都民がだませると思っていたら、都知事候補
として有権者心理がつかめていないという何よりの証拠。

そんなジャーナリストの公約といえば、ガン検診 100% 実施、原発は 250km 以内に作ら
ない、大島限定消費税の減額 (これがカイヨーのいう平等)、憲法改正反対、野党協働で都政に
反安倍政権を打ち立てるなどなど。どれもこれも東京都政に 「かすりもしない妄想」 で有権者を
置き去りにした挙句、泥船に乗った野党四党もろとも見事に共倒れて海の底というカチカチ山な
結末。ダチョウ倶楽部のコントじゃないの。

選挙期間中、全方向から過去のスキャンダルが噴出していても、一切公に触れられなかった
「報道しない自由」 は選挙規定に抵触するからか、はたまた、こけおどしの敏腕弁護士に
おびえたものか。

いずれにしても、晩節を汚すとは正にこのこと。正義漢ぶって弱者の味方を演じてきた
自称リベラルのメッキが見事に剥げ落ちた。今回、都知事選出馬を取りやめた “かの俳優”
は、かつて自分を正当化するために 「不倫は文化」 と言い放ったけど、カイヨーの
「バージンは病気」 も今年の流行語大賞に選ばれるかしら。あの企画の審査委員は
姜尚中、室井滋、やくみつるといったいずれ劣らぬ左巻き編成。しかも何を隠そう、その
選考委員の一人に名を連ねているのがこのカイヨーだもの、今年は是非自薦で 「アベ政治
を許さない」 みたいに 「バージンは病気」 を身内だけで流行らせればいい。

言うに事欠いて 「バージンは病気」 って、病気はヤリマン、じゃなくてあなたでしょ。「今後は
ジャーナリストとして小池都政を監視していきたい」 と、最後まで斜め上コメント。まず、百歩
譲ってもあなたはジャーナリストじゃないし、ストーカーまがいの負け惜しみ監視なんて
誰もあなたに頼まないし、何よりあなたにもう今後はないのよ。前都知事共々、もし今後
マスコミへの露出があるとすれば、それは裁判か訃報だと思った方がいい。

知事経験有りをふれ込むもう一人の実務派候補さんも、かつて治めた自治体の 「借金を
二倍に」 増やした事が唯一の実績などと、全然訳がわからない。その上、保守政党から
全面的に公認を受けつつ、その実一番のバックは都議連のドンじいさんだったという。

この都議連のじいさん、歴代都知事を裏で翻弄したり、パワハラで部下を自殺に追い込む
技使い。すべてを闇に葬るフィクサーで、ある種生まれついての政治家。選挙で落ちても
都議連の代表ができますってどういう例外じゃ。

でもね、水戸黄門や大岡越前が好きな日本人は、こういう悪代官タイプが大っ嫌いなのよ。
アメリカのようにヒールが人気者になったり、ネガティブキャンペーンが功を奏することはない。
昔、聖子ちゃんとの関係を暴露してタレント活動を始めたアメリカ人は、360度全方向から
袋叩きにあって帰国したし、リベンジポルノ的な裏切りは絶対に許さない風潮がある。

日本はむしろ判官びいきで、弱い立場にある人をなぜか応援したくなる気質 (最近少し
変わってきたけど)。今まで人の陰に隠れて 「お主も相当な悪よのぉ」 で済まされてきた
昭和の手法は、ネットの登場で決定的に破綻をきたした。天網恢恢疎にして漏らさず。
ここに来てすべてが白日のもとに曝け出されたことだし、今後は是非針の筵に坐して
いただきたい。ま、公に糾弾を受けるより先に、あの世からお迎えがきそうな勢いだけど、
人を自殺に追い込んだような人間はいい死に方はしないのが世の常というもの。
覚悟して余生を過ごしていただきたい。

この都議連じじいの横に腰ぎんちゃくのように座る二世議員も、知ったかぶりの役立たず。
カイヨー同様、某テレビ局報道畑出身の 「ジャーナリスト」 という経歴を持つ。この能無しの
父親が、言うに事欠いて女性候補の小池氏に 「大年増の厚化粧」 砲をくらわした。一体
どういう計算でこの発言をしたのかと人格を疑う。カルト信者の末っ子のせいで議員辞職
したかと思えば、都民の税金使って自称芸術家になったその末っ子に仕事あげたりと常軌を
逸した子煩悩ぶり。今回も公私をわきまえない親馬鹿ぶりで、能無し長男の援護射撃を
してみたものの、逆に返り討ちにあっての長男辞職劇には溜飲が下がる思い。親子共々
人間性が地の底でお話にならない。年増女なめんなよw 政治家たるもの、一度くらい
親のコネなしで独り立ちしてみぃ。

世間の人は口にこそ出さなくても、ノビテルの 「眉尻下の異様な骨の盛り上がり」 は
親の因果が子に報いた何かのたたりだと思っているわよ。しかも選挙敗北の責任を
問われれば、怪我で入院中の谷垣さんに全責任をなすりつけてドヤ顔のスネオ会見。
その後、自民党から梯子を外されて強いられた辞任劇では、大勢のぶらさがり記者に
囲まれ詰問の応酬を受ける。

「辞任の決断が遅かったのでは?」 との少し意地悪な質問に 「はぁん⤴?」 と固まり、眉尻の
骨を膨らませながらしばしの静止画、幸田シャーミン。日本人が嫌いなすべての要素を一つに
まとめると、きっと石原ノビテルが出来上がる。テレビカメラの前でいい年をした人間がふて
くされてみせたり、逆ギレしたりするものじゃあない。とうとう都議連のドンに土下座した過去を
報じられた老害の父親共々、無駄にプライドの高い親子二代が同時に受けるメガトン級の
赤っ恥。人を呪わば穴二つとはよくいったもの、この親子へのブーメラン到達速度の速さと
いったらなかった。

同性愛の人達をこきおろした父親の息子ノビテルには、なんと皮肉な事なことにアッー! の
素養がありそうなご様子。今度是非一度、親子そろって 「厚化粧」 でもされてみてはいかが。
父は新宿歌舞伎町のゲイバー 「ひげガール」 の米山ババ子、ノビテルはさしずめ肉乃小路
ニクヨに激似な二人で街角に立ち、尖閣と三国人の 「右翼マター」 トークで通行人をドン
引かせればいい。「バージンは病気」 「大年増の厚化粧」 「責任はすべて谷垣さん」 と、
いずれ甲乙つけがたい迷言の数々で、結局、女の小池さんが一番の男前というオチ。

都議会自民党は、初登庁で挨拶回りをする新都知事の出迎えを拒否し、挙句の果てカメラの
前で当選祝いの代わりに嫌味を投げつけ写真撮影を拒否。この対応で思い出すのは近隣
諸国のトップの面々だ。日本国首相に自国語で話しかけられた正にその瞬間、そっぽを
向いた発展途上国の女大統領や、安倍さんと握手時にカメラ目線でいやいやながらの垂れ
ほっぺを披露した三流国の国家主席を彷彿とさせる。「よし、人前で恥をかかせてやる
ニダ (アル) 」 メンタリティー。都議会自民党の対応は、とても 「大人の日本人の対応」
とは思えないお粗末さだった。

自民党以外の党派は、例え目指す方向が違っても挨拶だけは一同に会して出迎えていた。
戦った後はすっきりと水に流し、大義 (都政実現) に向けて協力しよう。これこそが日本人の
武士の精神ではないのか。大人げのなさを恥ずかしいとも思わない人間が都民を代表して
議会運営してれば、待機児童なんて減る訳ないのよ。あまりに人間が小さすぎる。AKB の
女の子たちだって、キモオタ相手に握手して挙句の果てに刺されているというのに、この
じじい軍団の塩対応。来年の都議選でこの川井○勇やドン内田の娘婿なんか当選させたら、
東京都民に 「透明度27センチ千葉県特産インバ沼の汚水」 をたらふく飲ませるわよ!

アホな都議会議員に加えて 「小池百合子は劇場型で、敵を作って同情票をひくのがうまい」
などとこき下ろした自民党議員にも、今回ばかりはがっかりだわよ。民衆をまきこむ舌鋒の鋭さ
やカリスマ性こそが逆に政治家の資質なんですが、何か?何なら小泉進次郎氏に頭を下げて
直々に教えを請えばいい。そもそも小池さんはまだ仲間の自民党員。小池劇場も開けず、
組織票頼りで大臣ポストが降って来るのをひたすら待つような旧来の手法は、都議連の
じじいよろしく典型的な昭和のやり方。もはやそんなものは通用しないのだよ。小池百合子
知事誕生の影では Twitter、Facebook といった SNS の総動員が大きな役割を担ったし、
選挙後の都議関連の情報リークにもその力を遺憾なく発揮している。

さて、最後にまたまた占いについて、やはり物事を制限する土星のパワーはスゴかった
というお話し。

前々回の 「げに恐ろしきは」 で、魚座のベッキーちゃんとお相手の射手座ゲスの極み乙女の
川谷さんは、いずれも射手座に居座る土星の悪影響をモロに受けてしまったと書いた。今回の
都知事選でも、前都知事舛添氏、自民公認増田氏、カイヨーを出馬させるために蹴りだされた
宇都宮氏はいずれも射手座、そしてそのカイヨーと都議連のドンは魚座だったりする (゚〇゚;)
つまり土星のマイナスの影響を受けなかったのは小池氏だけだった。

ちなみに西洋占星術で短期の運勢を見る時は、幸運の木星と制限の土星の動きを参考にする。
木星の方のパワーを見てみると、今回の一連の主要登場人物で乙女座にある幸運の木星の
影響を強力に受ける人はなかった。あえていえば、セクスタイル 60° 蟹座の小池さんで、
彼女にとってはコミュニケーションがラッキーな木星位置。それを知ってか知らずか、選挙で
SNS を多用して大成功をおさめた。次に木星の影響があったのは魚座のカイヨーとドン。
この人達は対人関係の部屋に木星があるため、良くも悪くも人に引きずられる年運で、
第三者の誰かに担ぎ出されたり足を引っ張られたりと、まさに占いをそのまま地をいく
一ヵ月だった。

どうやら今回の選挙戦は、土星が導いたよう。

一つ懸案事項は、四柱推命で見た小池さんの運勢が、大運空亡の真っただ中にあったこと。
大運空亡は、20 年続く運勢の真空地帯で、どちらかと言えば厳しいことが多い時期にあたる。
ただ不思議なのは、これがスポーツ界や芸能界、また政治の世界になると、この期間に
ものすごい発展を遂げる人が多いということ。今、その20年の折り返し時期にある小池さんは
都知事というポストを手にしたものの、今後のかじ取りは前途多難、一筋縄ではいかないと
いうのが占いの上にも出てきている。

でもね、東京都民1362万人のみならず、日本中の人が固唾を呑んで見守っていることを
忘れないでほしい。新都知事に挨拶さえできない政治家の目が見つめているのは、もはや
都民ではなく、派閥の長の顔色であることをテレビカメラの前でさらけ出して見せた。

尖閣諸島に230隻を超える中国偽装漁船団が中国海警局船を伴って侵入してきた今、
そんな利権まみれで既得権益が手放せないようなクズをのさばらせておく
余裕はもはや、東京にも日本にもないのよ。

正々堂々、正攻法で真正面、
首都東京から新たな風を吹かせてほしい。




ある日、ココイチで
先日のこと、久しぶりに友人とCoCo壱番屋にカレーを食べに行った。

今、日本では、インド、スリランカ、タイからベトナムに至るまで、古今東西のカレーが
百花繚乱。日本人のカレー好きは本当に凄い。そんな私も御多分に漏れず、花見と
称して一人千鳥ヶ淵に足を運んでは、すぐそばのインド大使館で行われている桜祭りに
立ち寄って豆カレーを食べてくる。世界各国、どれもこれもそれぞれに特色があって
美味しいけど、やはり私は日本人。たとえなんちゃってでも、日本のカレーが一番口に
合う。たまにココイチのゆるゆるカレーが無性に食べたくなるのだ。ただ、ギャラリーと
しての客層が毒女のお一人様にはキツくて、ココイチ突には必ず友人ご同伴が
常となっている。

一人で行くのに敷居が高い理由は他にもある。メニューにAKBがフィーチャーされて
たり、会計時にアニメのココイチグッズのくじ引かされたりと、かなりマニアックに
絞り込まれたターゲット層。マーケティング的にどうよと思う。更に多国籍軍で、時に
ジャージ姿の中国人客の集団が鼻穴に五本の指を高速で出し入れするから
コワイ。

鼻穴といえば中国人。数人でカウンター席に横ならぶ中国人男性客の姿はココイチ
のデフォな風景。皆、直毛で髪型が一つしかないのですぐに判別可能だ。カウンター
席についてメニューを開くや否や、左手の小指がすぅっと鼻穴に吸い込まれていく。
あの国では人前で鼻穴に指をいれてグリグリかき混ぜたり、それをそのまま口に
運ぶというオッペケペーな動作が見苦しいことではないらしい。簡体字のスマホ見ながら
カレーが来るまで、彼らの鼻穴から指が抜けることはない。他にもキノコ頭の韓国人が
スミダ、スムニダ言ってるけど、さすがに鼻穴に指は入れていないわね。
なんだかココイチったらインターナショナル。

久々に友人と訪れたこの日は、珍しく直毛中国人もキノコ韓国人もいない。時間が
早かったせいか、お店は私達だけだった。するとすかさず友人が一言、

 「本当、ウォーリックと一緒だと空いてていいわぁ」

と、広々ボックス席にデンと座った。

皆さんの身の周りには 「その人が店に入ると、そのお店が満員になる」 という
レジェンドはいないだろうか。

実は私がそうなのだ。

お腹が空いている時に、レストランの入り口で並ぶ忍耐力のない私。そんな私の
プライオリティーは、すぐに座れて静かに食事ができること。この日も入店時の
ココイチはガラガラだった。「さて、今日もここからお会計までに満席にするかしらね」
と友人がつぶやくが早いか、入り口のドアがあいてジャージの男がはいってきた。

ナス頭。髪がポマード付きでベッタリと頭蓋骨に張り付いていると思ったら、
あれは少なくとも二週間以上髪を洗っていない猛者よ、と友人が言い放つ。びゆびゆと
全身ハス画像になる私。

えんがちょしながら心の中でバリアを張る。

検便容器を落として中身の具をさらした子、遠足のバスでゲロをばらまいた子、
ギョウチュウポキールを袋に入れなかった子、犬のウンコ踏んずけた子、いなかの
ぼっとん便所のキョーレツなビジュアルや攻撃的なにおい.........

そう、子供の頃の私は、いつもこうして世の中の汚いものから身を守ってきた。
役に立たない心のバリアは、しょっても起きられないほどの年齢になった今も健在だ。
中国人の鼻穴やガビガビのナス頭の厳しい現実。その時、頭の中では自動的に
プロジェクションマッピングのスクリーンが降りてきて、ある映像が流れ始める。
それは、静岡県に残された最後の清流、柿田川と、そこに浮かぶ水中花。あまりの
透明度ゆえにその存在さえ忘れさせる水の流れで、この世の中の汚いものを
すべて流し去る私のこころの消しゴム.....

別にオタクでもいい。でも、寄る年波でいくら男性に対するハードルが低くなった
とはいえ、ばばっちい人は遺伝子組み換えて人間やり直して欲しい。

無意識に備え付けのウェットティッシュでゴシゴシとテーブルを拭きだす私、それは
何かを拭かずにはいられない衝動。「ちょっと、そこ拭いてもきれいにならないわよ」
と友人が言う。また見破られた深層心理。

  「それより早く頼まないと会計が混むよ。ここのお客は早食いだから」

と、オーダーを急かす友人。そうね、とばかりに気を取り直してメニューを見る私の
背後にガヤガヤと男たちの集団が入ってきた。今度は手に手に紙袋をもって、
皆一様に山下達郎の顔をしている。いぶかしげに深呼吸をし、激臭がないことを確認
すると、今度はなんでみんな同じ顔なんだろうという疑問が頭をもたげる。しみじみと
観察をしてみると、実は顔のつくりが微妙に違っていた。髪型が皆、山下達郎なのよ。

きょうびあり得ないストレートのロン毛。たまにカラオケDAMのフォークソングビデオで
見かける長州小力風味の昭和な散髪。妙にツヤツヤのキューティクルが頭皮の皮脂
もどきであやしい。一昔前のオタクイメージそのままの男四人組がガヤガヤと隣席に
つくなり、中でもとりわけガングロな男が歯ぐき全開で 「せっしゃはやはり二次元
の巨乳が大好物でござる」 などと言うものだから犬神家のスケキヨになる私。

それはアントワープの教会でルーベンスの絵を目の前に、ネロとパトラッシュが
穏やかに目を閉じる瞬間のこと。背中に小さな羽をつけた天使たちがふわふわと舞い
降りて、二人を天の光の中にいざなっていく。私が極度の恐怖におそわれ、もはや
柿田川なんかじゃ間に合わなくなった時、どこからともなく小っちゃなラッパを吹きならす
天使たちがワヤワヤと舞い降りて、私を全力で光の中に引きずっていく。

歯ぐき7割、歯が3割、口角に泡を吹き出しながら、幼女顔に巨乳なロリロリのセル画
を袋から取り出す男。苛立ち気に包装のビニールをバリバリ破り、セルをびらんびらん
して見せつけながら 「あん、たまりません、たまりません」 とか目が萌えてる。

ピンポン。

心の逃避を突き破り、卓上ベルがならされる。ロリロリの萌え芸に気おされている間に、
業を煮やした友人が店員さんを呼んでしまった。

あわわ、とタマゴサラダと烏龍茶にアサリのカレーを頼む。

すると隣のテーブルの四人が荒ぶっている。荷物が置けないのはお前がデブだからだ、
などと口々に罵り合い、テーブル備え付けのウチワを床に落としてしまった。おいっ、と
笑った素振り (怒っているのかも知れない) でテーブルを叩く手が太ましい。そして
その爪にはそっとフレンチネイル。五本すべての爪先が真っ黒な上、その表面には
ピカピカのパールが脂ギッシュに効かせてある。

ウチワを取ろうと前かがむ山下達郎は後ろから前から。ずり下がったパンツのお尻が
半ケツに、前は前とて腹肉がTシャツを豪快に押し上げてヘソ上までずり上がり、
山本リンダのうらら状態に (>_<)

強烈なストレスでジリジリとまたテーブルを拭き始めた私をよそに、友人はカウンターに
座るナス頭を珍しそうに眺めている。

するとそこに三人の中国人がドヤドヤとなだれ込んできた。出たなチャイニーズw
ちょっと油断してたわよ。遠慮というものを知らない彼らは、囁けない言語、北京語を
駆使してメニューを開くやピンポンを連打した。彼ら的にとてもお腹が空いていたらしい。
店員さんが来てもメニューから顔をあげることなく、

 「カツカレーご飯マシマシ、ポテト大盛り、ソース追加」 「三つ三つ」

とか言ってる。単語かい。

マシマシ.....北京語か?でも他は日本語だし、じゃあ擬態語、擬声語の一種かしら。
私の擬態音もよく変だと言われるけど、そんな私でさえ聞いたことがない音、マシマシ。
友人に聞くと、多分、増量するという意味なんじゃないの?と言う。

そう、ラーメン二郎だ。前の会社の同僚はアメリカ人のオタク。その彼がいつか私に
話てくれたラーメン二郎を思いだす。このラーメンチェーンでは、それぞれの店舗に
店々のいろんなトッピングがあって、通な人はもやしマシマシにして食べると
得意気に語っていた彼。そう、マシマシは確かに増量するの意だった。

メニューを見ていた友人が、「ほらほら、ご飯の量、変えられるみたいよ」 という。
見れば、チーズから唐揚げまで、何でもトッピングができて、ご飯やルーの辛さも自由
自在に変えられるのだ。ポテトまである、しかも大盛り (>_<)

カロリーを気にしないデブに怖いものはないのよ。それでなくともハイカロリーな
カレーに、肉にパン粉つけて油であげたカツとチーズのトッピング、しかも炭水化物の
ご飯マシマシで、トドメにポテトの大盛り。糖尿病へのあくなき挑戦がハンパない。

それを見ていた隣のデブオタ四人組が 「さすがのあっしらも中国人には勝てる気が
しませんな」 とか言ってる。さっきからなんで岡っ引き口調なんじゃ。勝てる気がしない
などと言いながら、手仕込みカツに揚げ物のコンボオーダーしてるじゃないの。

次々と運ばれてくるカレーと揚げ物。彼らは1分ぐらいで平らげ、怒っているのか
笑っているのかわからない表情でポテトをわしずかむ。デブの表情は本当に
測りがたい。ウガンダさんのあの名言 「カレーは飲み物」 というフレーズをぼんやり
思い浮かべた私は、パンスト顔の男たちを目の前に遠い目をしていたと思う。

トイレ帰りに見つけたガチャガチャの写メを撮る友人が遠くに見える。その彼女を
ねっとりと追いかけるナス頭の視線に恐怖しながら、ひとりアサリカレーを食べていた。

その後も順調に客足が伸び、いつも通り満員の店内。

夜の底が白くなった、店の空気が薄くなった。そして汗臭い。むせ返りそうな熱気の
中、饐えたようなすっぱい匂いまで充満して、気が遠くなっていく私。止まり木にとまる
子だくさんのジュウシマツのようにカウンター席に連なる男たちの後ろ姿はもれなくデブ。
白のボーダーTシャツのコーデが贅肉をマシマシに見せるのよ。なんで白、着るかな。

ポテトでテンションが上がった隣席のオタが、白目をむいて自分語りをしている。
中国人三人組の小指が高速で鼻から出入りするのを見ながら、友人を見つめるナス頭と
目が合いなんか不安になった。

ウエストポーチに短パンの小デブなおっちゃんや、腰にチェーンがいっぱい巻き付いた
中年ロッカー風のデブ、リュックから長い筒状のものをはみ出させた学生風デブと、
いつの間にかココイチ店内がデブのバリエーションで満たされる。店内をゆっくりと
見回した私。

「で、デブ祭りじゃないの」

甲高い声で饒舌に選挙 (AKBの方) を語るオタを横目に、デブ祭りのココイチを後にした。




禍福は糾える縄の如し
7日7日は七夕の日。

たくさんの短冊に願いをこめて夜空を見あげていた幼少期、空には柔らかな天の川が
広がり、子供の私は銀河鉄道の夜のカンパネルラに想いを馳せては胸をときめかせていた。

そして現代、その宇宙には木星探査機ジュノーが飛び、大西さんを乗せたソユーズが今日、
宇宙ステーションへのドッキングに成功した。先日は、土星探査機カッシーニが、土星の環が
一部壊れているという映像をNASAに届けている。

ベールに包まれていた木星のガスに突入したり、銀盤のように見えていた土星の環が
チリの帯でできているなんてがっかり。大西さんはガンやアルツハイマーのたんぱく質を持ち
込み、新薬開発のため無重力で実験をするらしい。かつて子供の私が見上げていた夜空では、
今、人類が科学実験をしている。世の中には知らない方が胸ときめくこともあるのね。

顔を見ずに妄想に萌えていたネトゲの相手が、実はネカマのおっさんだったりと、人生は
いつも厳しい....だから私のたとえは分からないと言われるのだわ。

そんな木星や土星といった星々は、太陽系の惑星として以外にも、占星術の重要なファクター
としての顔がある。決してただのガスのかたまりやチリの寄せ集めではない。特にこの二惑星は
重要で、発展と拡大を約束する天のサンタクロース木星と、権威や制限を与える土星の二大
巨星として、古くより崇められてきた。ひと星座一年をかけて運行する木星が幸運のオーラを
放つのに対し、試練やプレッシャーで人間の成長を促す土星が入り乱れ、幸運と不運の複雑な
糸を織りなしながら軌道を流れていく。

現在、その幸運の木星は乙女座にいて、牡牛座や山羊座を含めた人達に拡大と発展の
メッセージを届けている。そして夏が終わる頃には、次の天秤座に移り、水瓶座や
双子座を含めた風の三星座をメインに幸運の光を与えていく。

一方、不運と制約の土星は、現在、射手座を進行中。射手座と双子座、乙女座や魚座と
いった四星座に大なり小なりのプレッシャーを与え、ふと立ち止まって人生を振り返るように
内省を促している。

当たるも八卦当たらぬも八卦。信じる、信じないはその人次第。

でも最近の芸能界を見ていると、この木星と土星が複雑に絡み合って人々の運勢を
操っているように見えてならない。

実は私、林家ぺーの異名をもっている。身の周りの友人は言うまでもなく、会社の上司や
同僚、その他有名人の誕生日を瞬時に覚えてしまうという特技をもっている。しかも忘れないw
一件、記憶力がよくて便利なのだけど、そうは問屋が許さない。人の名前は忘れているのに、
なぜか誕生日だけは正確に覚えていたりと、なんだか雑な感じが否めない。結局なんの
役にもたってない私の記憶力。

そんな私は牡牛座。対向宮にある蠍座土星の影響を過去二年半にわたって受けまくり、
心身共に疲れ果ててしまった。ところが土星が射手座に移るや否や、まるで憑き物が落ちた
ように楽になったから不思議。それ以来、一体この星の影響がここまで顕著にでるものかどうか、
次に土星の試練を受けるであろう人々を観察してみようと思いたったのだ。以来、他人の
誕生日の記憶をベースに、日々何かと気にかけているのだよ。

特に芸能界は水商売。芸能人は、こうした目に見えない浮き沈みの影響をもろに受ける
業界の人達だ。そうして今、土星が進行中の射手座を中心に、今年話題になっている人々を
見ていると、やはり何らかの因果関係ってあるのかしらと思ってしまう。

前回のブログに登場したベッキーちゃん。今年年初からご存じの通りの顛末だけど、彼女の
不倫相手とされるゲスの極み乙女のボーカル、川谷絵音さんは12月3日の射手座生まれ。
そして、ベッキーちゃんの魚座も同じく土星の悪影響を受ける仲間。この二人はダブルで土星の
試練を受けてしまった。ちなみにベッキーちゃんは同時に乙女座の木星の年だったから、強力な
結婚運の年でもあったここ一年。相手さえ間違えなければお嫁さんになっていたのに、まったく
土星の力は恐るべし。さらに、同じく前回のブログの不倫で名前があがったファンキー
加藤さんも実は12月18日の射手座生まれ ∑(゚□゚;)ガーン

不倫を離れて配偶者の話題でいくと、奥様のガン闘病が発覚した市川海老蔵さんは
12月6日生まれの射手座。そして、高島礼子氏の夫で、最近、覚せい剤で逮捕された高知
東生も12月22日生まれの射手座だった。

そして同じく前回のブログでちょっとだけ顔を出した舛添要一前都知事もな、な、なんと
11月29日生まれの射手座生まれ。ちなみにその前の猪瀬都知事は射手座の一つ前の
蠍座で、土星が蠍座を通過している時期に事件が発覚し、そのポストを舛添氏に譲っている。

ちなみに都知事選でいけば、今回舛添氏の後釜として自民党東京都連が小池
百合子氏の対抗馬として担ぎ上げる増田寛也氏も12月20日生まれの射手座だったりする....
こちらも色々ときな臭い噂のある方だけに、なぜこのタイミングで表舞台に引きずり出される
のか。同じ射手座で出馬を固辞した蓮舫氏とは違い、あえて火中の栗を拾う形でわざわざ
乗りだしていく姿に、この二人の明暗を分けた一瞬を見た気がした。今後、新たなスクープ
で苦しめられなければいいと思う今日この頃。

その他の射手座をみると、KAT-TUNの元メンバー田口淳之介さんは今年3月に大手
ジャニーズ事務所を独立。同じく3月に12年間務めたテレビ朝日 「報道ステーション」 を
卒業した古舘伊知郎氏や、TBS系 『私の何がイケないの?』 のMCを3月に下ろされた江角
マキコ氏。すっぴん公開とともに劣化具合がひどいとこき下ろされた瀬戸朝香さんや、
注意欠陥障害 (ADD) を告白したモデルの栗原類氏。さらに、主演ドラマのロケ中に
プロデューサーが亡くなった片岡鶴太郎氏や、今年3月に亡くなった覆面レスラーの
ハヤブサさんなどなど。

と、もしこの記事を射手座の方が読んでいらしたら、さぞかし嫌な気分になるかと
思うのだけど、占いは同時に 「射手座の人は合理的だから、占いをあまり信じない」 と
言っているw

でも大丈夫。この土星はどの星座も平等に巡り歩く。たまたま今は射手座だけど、
明日はわが身。次は山羊座、その次は水瓶座と居場所を変えながら、色々な影響を
振りまいて練り歩く。もし、この土星を制限とプレッシャーのマレフィック (凶星) と
とらえれば苦痛にしかならないけど、その一方で人間的な成長を促す厳しい師匠と
とらえれば、人生に深みが増すのかも知れない。健康な人は病気にかかることで健康の
意味やありがたみを知る。人間ってツライ目に合わないと、人の痛みが理解できない
生き物なのかしら。きっとそれは私だけ....学習能力皆無だから、いつも同じところを
ぐーるぐるw

それに星の影響はこの土星だけじゃぁない。幸運の木星が天秤座に移る9月以降は、
射手座の人たちも一息つける余裕がでる。今のただ苦しい時期を乗り越えて、もう少し
頑張ってちょーだい。だっていずれみんな順番で回ってくるのよ、この低め安定期。
サッカーの長友佑都氏と結婚のスクープがあったおめでたい平愛梨ちゃんも射手座。
こちらは現在木星が絶賛進行中で、12年に一度のラッキー年にある乙女座
長友さんの運に引きずられてのアモーレだと思うけど、是非、土星のプレッシャー
なんかはねのけて頑張って欲しい。今この時期、私の周りで不本意な異動や
恋愛の破局で、人生の荒波にもまれている射手座や双子座の友人達にも
心からのエールを送っている。

禍福は糾える縄の如し。

探査機ジュノーが木星の霧を突き抜け、カッシーニが土星の環を通過する現代にあっても、
神秘の力を放つ吉星と凶星が表裏一体となって人々の頭上を横切っていく。

土星が各星座をまんべんなくめぐるように、吉星の木星も平等に空をめぐり、幸運の雨を
降らせてくれるんだもの。息切れがしたら休めばいい。病気になったら体をいたわり、自分の
生活を振り返るチャンス。そして、もし心が壊れそうになったら、会社辞めても、離婚しても
いい、学校なんか無理して行かなくていいのよ。自分だけは最後まで自分を守ってあげて。

じっと勉強して元気を蓄えて、そして、次の開花に向けてたくさんの種をまきましょ。
ひざの上で幸せそうに眠る猫が 「人生はいろいろだから楽しいのね」 と言った、
そんな気がした七夕の夜でした。



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